弊社だけの味わいある生地

職人が時間をかけ丹念に染めた上げた糸を丁寧に織り上げる、上質な藍染生地。


弊社の技法によって生産された生地には自信があります。

 

■従来のまつり袢纏(はんてん)の藍染と言えば・・・

「色がひどく付く」 「1回洗うとムラになる」 「丈がすごく縮む」 「袖が短い」等、様々な苦情がありましたが弊社の技法では上記の全ての問題点が解消できます。

 

■まつり用袢纏(はんてん)専用生地

まつり用袢纏(はんてん)専用に糸染めの藍染生地を織っております。

繊維の産地浜松(遠州)だから生まれた技法を、染色の原点に返った糸染の藍染生地で提供させて頂きます。

1着の袢纏に対し、巾広の生地(生地幅110~120㎝)を贅沢に使用するため袖と身頃の色(染濃度)が違うなどの問題はありません。

 

■青縞(あおしま)って?

藍の糸染めの生地は、藍染めのタテ糸と藍染めの横糸を双方使用する事で、タテ方向にうっすらと縞模様のように見える事から、青縞とも呼ばれています。

 

※定番生地をご紹介しております。他の生地をご要望の際は打合せ時にお問合せ下さい。


■特上平織(とくじょうひらおり)  弊社の藍染め袢纏の基本の生地です。

まつり袢纏がゆえに、激しい動きに耐えるよう織り組織は極めてシンプルな平織にし、打ち込み本数を一般的な衣料用に比べ多くしてあります。

藍染まつり袢纏専用生地に仕上げる為に研究を重ね、藍の糸染めのネックであった織りキズを最小限に減らす事が出来ました。

→タテ糸もヨコ糸も双糸(2本の糸を撚った糸)を使用し出来る限り糸のつなぎ目を減らしてあります。


■彪藍織(ひょうらんおり)  生地の畝(うね)を楽しむ。

タテ糸・ヨコ糸共に特上平織と同じ糸を使用。

横糸だけ不定間隔で本数を増やした生地です。横糸を増やして出来た横畝(よこうね)が、虎の縞模様のように綺麗な事から虎をもじって「彪藍(ひょうらん)織」と呼ばれます。 この畝は生地の巾分同じ太さ続きます。

青縞のタテ方向の縞に加え、洗えば洗う程、横畝(ヨコウネ)が浮かびあがります。


■藍梨織(あいりおり)  梨地の様な風合いを楽しむ。

タテ糸・ヨコ糸共に特上平織と同じ糸を使用。

織り方に変化を付け柔らかい風合いに仕上げた生地です。 梨地の様な表面から藍梨(あいり)織と呼ばれます。青縞のタテ方向の縞に加え、洗えば洗う程、ガサガサとした細かい模様が浮かびあがる生地です。

 


■+/-紬織(とうばんつむぎおり)  スラブ糸の織りなす風合いを楽しむ。

タテ糸は特上平織と同じ糸を使用し、横糸にスラブ糸を使用。

印染めの業界で綿ツムギと言われている生地に近い生地です。

「10番手のスラブ糸(漢数字の「十」)」と「単糸(漢字の「一」)の綿ツムギ」を混ぜ合わせた横糸を使用している為「とうばんつむぎ」と言われます。

青縞のタテ方向の縞に加え、洗えば洗う程、スラブ糸の節の部分が浮かびあがります。

※「彪藍織」との違いは?

「彪藍織」は生地の巾分だけ横畝になっていますが「+/-紬織」は節の部分の5cm程度の横畝がランダムに表れるのが特長です。


■一重織刺子(ひとえおりさしこ)  刺子織の独特な風合いを楽しむ。

数種類の異なる太さの糸を使用。

従来の刺子のイメージである「堅くて重い」とは違う、しっかりとしていながら身体になじむ、想像より軽い印象の生地です。

表面だけが刺子織である事から一重織刺子(ひとえおりさしこ)と呼ばれます。

青縞のタテ方向の縞に加え、洗えば洗う程、刺子の部分が浮かびあがります。


■その他の生地  ここではご紹介できない生地も・・・?

上記掲載の生地は定番商品をご紹介しております。

お店での打合せにて、他の藍染生地をご紹介出来る場合が多くございます。

他の生地をご要望の際は打合せ時にご相談下さい。


■藍染生地一覧


■特上平織(とくじょうひらおり) 

■+/-紬織(とうばんつむぎおり) 

■一重織刺子(ひとえおりさしこ)  


■彪藍織(ひょうらんおり)

■藍梨織(あいりおり)

※彪藍をブリーチ加工したもの

※定番生地5種類の比較